NH、連結の業績予想で当期純損益を350億円の赤字に下方修正
全日空は2003年3月期(2002年4月1日〜2003年3月31日)の連結、および通期の業績予想を修正した。連結での売上高は昨年11月の中間決算発表時の予想から0.4%減の1兆2250億円、経常損益は30億円の赤字から210億円の赤字、当期純損益は180億円の赤字から350億円の赤字、単体では売上高0.5%減の9390億円、経常損益は50億円の赤字から250億円の赤字、当期純損益は10億円の黒字から220億円の赤字となった。修正の理由を同社では、国内線の旅客収入の低迷に加え、需要喚起のキャンペーン費用の増加から中間決算時の数値から大幅に下回ると説明している。
また、NHは今期の下方修正を受けて、2003年度から2005年度の3年間の「コスト削減計画」をまとめた。これは「コスト削減をさらに深化」することを目的に、今期比で300億円のコスト削減を断行する。人員を1200人削減するほか、退職金および年金制度の改定により200億円、路線再編や小型機の稼動の向上を図ることなどで100億円の削減を見込む。
また、NHは今期の下方修正を受けて、2003年度から2005年度の3年間の「コスト削減計画」をまとめた。これは「コスト削減をさらに深化」することを目的に、今期比で300億円のコスト削減を断行する。人員を1200人削減するほか、退職金および年金制度の改定により200億円、路線再編や小型機の稼動の向上を図ることなどで100億円の削減を見込む。