日系航空会社、年末年始の国際線予約状況は合計で59万5279人

  • 2002年12月13日
 JALグループ、全日空グループの日系航空会社の年末年始期間(12月20日〜1月7日)の予約状況が出揃った。各グループ企業含む国際線の予約状況は合計で59万5279人と前年実績を22%上回る状況だ。日本航空(JALウェイズ含む)は42万8470人で前年比16.1%増である。提供座席数は前年比19.4%増、予約率は83.4%。路線別では中国線が前年比50.2%増の2万8385人だが、予約率が62.2%に留まり低調であるが、ホノルル線は38.6%増の8万814人で予約率が91.2%と好調、ほかに欧州線も4万3899人で32.8%増、予約率72.8%となっている。出国は26日から30日まで90%台の予約率となっており、28日と29日はそれぞれ100%と98.8%である。日本エアシステムは1万2968人で前年比33%減、提供座席数15.5%減、予約率は62.4%。出国は28日、29日、30日が予約率90%台となっている。
 全日空は11万9714人で30.6%増、提供座席数は9.0%増、予約率が84.1%である。方面別ではホノルル便を含む北米線が5万3927人で33.4%増、提供座席数3.7%増、予約率92.9%と好調だ。出国は21日、26日、28日から30日までが90%台の予約率となっている。各社の期間中のピークは出国が12月28日、29日、入国が1月3日から5日である。
 なお、国内線の予約数はJALグループが前年比6.1%増の259万6143人、提供座席数が前年比0.8%増、全日空グループが6.3%増の246万2654人、提供座席数が2.6%増となり、それぞれ予約数が提供座席数の伸び率を上回る好調な予約状況である。