SQ、2001年度連結決算は純利益6億3170万ドルの6割減

  • 2005年5月22日
 シンガポール航空(SQ)の2002年度3月期(2001年4月〜2002年3月)連結決算は、総売上が前年比5.1%減の94億4780万ドル、営業利益が27%減の9億8340万ドル、純利益が61.1%減の6億3170万ドルであった。単体では総売上が15.9%減の77億6500万ドル、営業利益が51%減の4億8230万ドル、純利益が60.1%減の5億6720万ドルであった。旅客部門の輸送実績は乗客数が1.6%減の1476万5000人、有償乗客キロメートルが1.6%減の699億9450万キロ、有効座席キロメートルが2.1%増の945億5850万キロ、乗客利用率が2.8ポイント減の74.0ポイントであった。SQは減益の主な要因を、世界経済の減速と9.11事件の影響に加え、ニュージーランド航空(NZ)とヴァージン・アトランティック航空(VS)など持分適用関連会社の赤字計上と分析する。