日系2社、燃油サーチャージ大幅引き上げ 欧米路線は5.6万円に
JALとANAは、国際線の燃油サーチャージについて相次いで見直しを発表した。燃油価格の高騰を背景に、2026年5月以降は大幅な値上げとなり、旅行商品の販売価格にも影響が広がる見通しだ。
まず、JALおよびJTAは、2026年5月から6月発券分の国際線燃油サーチャージを大幅に引き上げる。これまで直近2カ月の燃油価格を基に「2カ月後」から適用していたが、「翌月」から適用する方式に変更し、市況変動への反映を早める。
同期間のサーチャージは、日本発欧米路線は片道2万9000円から5万6000円へと約2倍に。東南アジア路線も1万5500円から2万9600円、ハワイ路線は1万7800円から3万4700円へといずれも大幅な引き上げとなる。
ANAも制度を見直し、燃油価格の参照期間をより直近に変更することで、急激な価格変動に対応する体制へ移行する。
2026年5月から6月発券分のサーチャージは、欧米路線で片道5万6000円、東南アジアで約2万9000円など、JALとほぼ同水準となる。
主な路線の燃油サーチャージは以下の通り。
| 路線 | JAL/JTA | ANA |
|---|---|---|
| 欧州・北米・中東・オセアニア | 56,000円 | 56,000円 |
| ハワイ | 34,700円 | 36,800円 |
| タイ・シンガポール・マレーシア | 29,600円 | 29,000円 |
| ベトナム・フィリピン・グアム・パラオ・モンゴル | 19,500円 | 19,700円 |
| 中国・香港・台湾・マカオ | 14,200円 | 14,700円 |
| 韓国 | 6,500円 | 6,700円 |

