阪急、昨年度総取扱額は14.5%減、3月はアジア・オセアニアが堅調

  • 2005年5月6日
 阪急交通社の2001年度(2001年4月〜2002年3月)の総取扱額は前年度比14.5%減の3178億5362万4000円であった。分野別で見ると国内旅行が3.2%減の1321億9568万円、海外旅行が21.1%減の1850億6098万3000円、外国人旅行が24.2%減の5億9696万1000円となり、国内は健闘したものの海外、外国人旅行は大きく減少した。
 3月分の旅行取扱い額は356億6674万1000円で前年比11.6%減である。国内は航空機を利用した主催旅行が好調で、163億224万7000円と1.4%増。一方、海旅は不振だった業務渡航の回復や中国、アジア、オセアニア方面の主催旅行でほぼ前年並の2%減と比較的堅調な動きを見せたが、アメリカ・ハワイ方面の回復は鈍く、20.3%減の193億2382万4000円であった。