教育旅行の高度化へ、近畿日本ツーリストが新たに2組織を設立
近畿日本ツーリストは4月、教育旅行分野におけるオンライン対応強化と海外教育を一貫支援するため新たに2組織を設立した。地域格差の是正とグローバル人材育成を両軸に、教育旅行の高度化と新たな価値創出を図る。
発表によると同社は、全国の学校に対する教育旅行支援の質向上と提供機会の均一化を目的に、オンラインで相談から提案まで完結する「教育旅行オンラインコンタクトセンター」を新設した。従来、営業拠点の有無によって生じていた提案機会や準備体制の差を解消し、経験豊富な人材による均質なサービス提供を全国規模で実現する狙い。修学旅行や学校行事に関する相談、事前・事後学習支援、打ち合わせ内容の共有などをオンラインで対応し、教職員の業務効率化にも寄与する体制とした。
同時に、海外教育分野では「グローバル教育センター」を立ち上げ、修学旅行から短期研修、中長期留学、海外大学進学までを一体的に支援する体制を構築した。学校単位の教育プログラム設計支援に加え、個人単位の留学相談や出願、渡航準備までを包括的にサポートし、学校の実務負担軽減と教育効果の最大化を目指す。海外教育を特別な体験ではなく日常的な学びの選択肢として位置づけ、学校の教育方針に沿った継続的な支援を行う点が特徴である。
さらに、同社は留学インフラ「ACOSTA SCHOOLS」の展開を通じて、初年度に全国の高校100校への導入を目標とし、学校ごとに最適化された海外学習機会の提供を推進する方針。オンラインセンターによる国内支援と、グローバル教育センターによる海外教育支援を組み合わせることで、教育旅行を起点とした学びの連続性を強化する。
