ツーリズムEXPOジャパン2025、愛知で初開催 来場者12万6900人で目標超え

 「ツーリズムEXPOジャパン2025 愛知・中部北陸」が9月25日から28日までAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で開催され、4日間で12万6900人(速報値)が来場した。目標の10万人を大きく上回り、愛知県での初開催は盛況のうちに幕を閉じた。

 今回のEXPOは「旅は"知"の再発見」をテーマに、海外82カ国・地域と国内45都道府県から1350の企業・団体が参加した。展示会では1474小間の出展があり、そのうち海外からは442小間を占めた。中部9県による大型共同ブースや体験型コンテンツが来場者の関心を集め、歴史、食、伝統芸能など地域資源を活用した展示が賑わいを見せた。

 業界日に実施された観光大臣会合には7カ国の観光大臣と国際観光機関6団体が参加し、地域連携や人材育成をテーマに議論が交わされた。商談会では703名のバイヤーと826名のセラーが参加し、6071件の商談が行われ、ビジネスの場としても成果を上げた。

 なお、次回の「ツーリズムEXPOジャパン2026」は、2026年9月24日から27日まで東京ビッグサイトで開催される予定だ。