JTB、大阪・道頓堀にアバター生成デバイス導入 観光体験の新たな価値を創出

JTBは、POCKET RDと連携し、アバター生成デバイス「AVATARIUM Portable」の取り扱いを開始した。第一弾として、6月19日より大阪・道頓堀の観光交流拠点「Pivot BASE Cafe&Bar @Dotonbori」に設置された。
このデバイスは、利用者が撮影筐体の前に立つだけで、歴史上の人物や観光地の世界観に合わせたアバターとなる映像を生成するもので、撮影体験後はSNSでの共有も可能。これにより観光地の新たな魅力発信や口コミによるPR効果が期待されている。
背景には、無料で利用されることが多い従来の顔はめパネルが収益につながっていないという観光地の課題がある。JTBとPOCKET RDは、AVATARIUM Portableの導入を通じて、体験価値の向上とPRに寄与する。
JTBは観光事業における知見を活かし、利用体験の最適化やオリジナルコンテンツの企画を推進。今後は全国の観光施設への展開や、日本文化を活用したコンテンツ提供により、訪日観光客の満足度向上と集客強化を目指すとしている。