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開業後半年でリピーター多数、沖縄レンタカーのHANDYMAN、「沖縄の交通課題を解決したい」

  • 2023年11月20日

 コロナ渦中に模索をする中でビジネス商機を感じとり、自ら北海道から沖縄に移住し「HANDYMAN」というブランド名でレンタカー事業をスタートアップしたGlobal Lines 代表取締役の大下紀孝氏。同時期に開業した競合他社が撤退を余儀なくされる中、同社は事業開始後半年で大きな成果を出している、その背景に迫った。(聞き手:弊社代表取締役社長兼トラベルビジョン発行人 岡田直樹)

HANDYMAN
大下紀孝氏
-はじめに自己紹介をお願いいたします。

大下紀孝氏(以下敬称略) 北海道札幌市出身の大下と申します。今年40歳になりました。今までは様々なビジネスパートナーと一緒にビジネスの立ち上げをやってきており、計6社くらいの会社立ち上げに関わってきました。コロナ前からは観光系の事業にも携わるようになり、今年沖縄にてレンタカー事業に参入しました。

 基本的なスキームとしては、Global Linesという法人で色々なビジネスにチャレンジをして、一定規模になったら別法人化する形態を取っています。

-そもそもなぜ沖縄でレンタカー事業をやろうと思ったのでしょうか。

大下 コロナ禍で航空券関連の事業が事実上休業状態となり、新たなアクションをしなければいけないと様々な事業を検討した結果、エリア的には沖縄に大きな可能性があると感じ、何度か足を運びました。その中でレンタカーは必須のアイテムなのでよく使っており、利用者として車の不足は緊迫の課題だと感じ、参入を決めました。また、沖縄の二次交通の問題は今後の沖縄観光振興最大の課題だと思っており、レンタカーを皮切りに事業領域を広げられる可能性を感じたことも大きいです。

-主な取り扱い車種はどのようなものでしょうか。

大下 車種はほぼ全車がワンボックスワゴン系です。アルファードの比較的新しい型が一番人気ですが、平均的にほぼすべての車種が予約が埋まっている状況です。当初は、ノアやボクシーなど認知度が高く、一回り小さい車をわかりやすくラインナップして、アルファードなどはある意味見せ球として「良いクルマをいかに安くレンタルできるか」という付加価値にしようと思っていましたが、結果的にアルファードクラス・ノアクラス共に同等のニーズがあることが確認できました。

 レンタル期間としては、平均的に3.6日間、ハイシーズンで4.3日間くらいですね。利用目的としては恩納村などの北部に行く方がほとんどですが、那覇に帰ってきてからも利用をし、沖縄に着いてから帰るまで、通しでレンタカーを利用している人が多いです。引き渡しは弊社営業所ですが、9割以上は空港送迎を利用されています。

-他のレンタカー会社との差別化はどのように考えていますか?

大下 一番は価格です。ビジネスの基本としては「いかに高く売るか」ですが、今回の事業についてはあくまで中古車を利用しているので価値付けは難しいとは思っており、また実際にお客さんとコミュニケーションをする中で価格面もシビアに見ているというのも肌で感じているため、いかに「良いものを安く提供できる方法を見つけるか」が大事かと思っています。

 また富裕層とは売り方、価格を変えるというのも考えています。各層に対していかにマッチするものを提供することができるのかが重要かと考えており、事業開始後半年間でもリピーターがついているのはそこに一番インパクトを感じていただいているからなのかなと思っています。