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観光の仕事は「ハズレ」? 正しい現状認識から始めよう-インプリージョン オダギリサトシ氏

  • 2022年12月20日

観光は花形?

大阪に多くのお客様が来ていただき
その人に大阪の魅力を伝えたい
そして大阪を好きになってもらいたい
大阪のファンを作りたい

そんな気持ちで起業して20年。

現在は大阪のファンづくりを行いながら
日本中の地域の観光振興のお手伝いをさせていただき
日本中の地域に関係人口(地域のファン)を作るということを
嬉々としてやっている私ですけど

「観光の仕事ってハズレですよね」って言われちゃいました。

某県で
その県内の市町村の観光課の職員、観光協会の職員向けに
講演をさせてもらったのですが
その際に
「望んで観光課に来た人はいますか?」という話になると・・・

自ら望んで観光課に来た人は皆無。

さらには
「観光課は土日出勤もあるし、基本的にハズレ部署です」
とか言う人もいたりして。

悲しくなっちゃいました。

今回はたまたまそういう人ばっかりでしたが
他の自治体では観光課を望んできた人も知っています。
公務員ですが土日勤務も厭わず
地域のために頑張っているスーパー(変態)公務員もいます。

とはいえ
そういう人がレアな事もちゃんと認識しておかなければなりません。

皆さんも
宿泊施設や観光施設でお仕事していると
市町村の観光課や観光協会と接点を持つことも多々あるでしょう。

旅行会社からも
官民人事交流で自治体に出向することもあるでしょう。
DMOや観光協会へ出向もあるでしょう。

そんな時のために
「観光はハズレ」って思っている職員が少なくないってこと
覚えておいて損はないはずです。