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山形・上山温泉の材木栄屋旅館が破産申請、負債2.6億円

東京商工リサーチ(TSR)によると、山形県上山市の材木栄屋旅館は9月14日、山形地方裁判所に破産を申請した。負債総額は約2億6000万円。1921年に創業した老舗の温泉旅館で、創業当初は「栄屋」として営業していたが、当時の本業は材木業だったため「材木栄屋」として親しまれていた。その後は1956年に会社を設立し、2008年に大規模リフォームを実施してからは「木の香の宿 材木栄屋旅館」として営業していた。ピークの1993年6月期には売上高約2億5200万円を計上したが、以降はバブル崩壊や同業他社との競合...