台湾、光の祭典「ランタンフェスティバル」開催、今年は嘉義で

過去最大の延べ1000万人超が参加
足を伸ばして台南観光も

台湾には、元宵節(げんしょうせつ。旧暦1月15日)に寺院でランタン(提灯)を灯して祝う風習が伝わる。この時期、台湾全土では色とりどりのランタンが飾られ、さまざまなイベントが開催されるが、なかでも国を挙げて大規模に行われるのが「台湾ランタンフェスティバル」だ。29回目となる今年は、中南部の嘉義県太保市で3月2日から11日まで開催された。過去最大規模の広さを誇る会場に、2月16日からのプレイベントを含めて延べ1006万8000人を集めたフェスティバルの様子を、南部観光の魅力とともに伝える。阿里山鉄道の起...