羽田特集:航空会社の戦略(1)日系キャリアに千載一遇のチャンス到来

  • 2010年11月2日

10月31日からの冬期スケジュールの開始にともなって、羽田空港の本格的な国際化がはじまった。定期チャーター便だったソウル(金浦)、上海(虹橋)、北京、香港の各路線が定期便となったのに加えて、新規路線も次々と就航。路線・便数も多い日系航空会社にとって、近年にない大きなビジネスチャンスであることに間違いない。運用的な制限はあるものの、各社とも新たな需要の創出に大きな期待をかけている。JL高需要路線でイールド重視、NH新規路線でシェア拡大ねらう 羽田空港の国際化にあわせて、日本航空(JL)、全日空...