2008年3月の日本人出国者数は7.6%減、外客数は6.9%増−JNTO調査
国際観光振興機構(JNTO)によると、2008年3月の日本人出国者数は前年比7.6%減の145万5000人で、11ヶ月連続の前年割れとなった。通年では4.2%減の417万7000人。JNTOは、チベット問題や食の不安など、中国への渡航が伸び悩んだことが3月の減少の大きな理由と分析。また、ガソリンや食料品などの物価の上昇、株価の値下がりで消費マインドが冷え込んでいるほか、米ドルと韓国ウォンに対して進んだ円高も、ユーロや豪ドルに対しては円安基調であったため、海外旅行の割安感を定着するには至らなかったよう...