eチケ100%化延期、旅行各社は冷静−課題のインターラインは今後2300件締結へ

国際航空運送協会(IATA)がこのほど開催した年次総会において、2007年12月末を目標としていた全世界の完全eチケット化の期限を、2008年5月31日末に延期を決議したことに関連し、日本の旅行業界からは「無理に導入を進めず、軟着陸に落ち着き良かった」と安堵する声をはじめ、「淡々とeチケット化に向けて進んでいく」と冷静な見方もあり、落ち着いている。今回、IATAが延期を決めた背景には、一部の国、地域においてインターネット設備が整わない、あるいは電力供給が不安定など、eチケット化が物理的に出来ない地域...