AA、第3四半期は1.5億米ドルの純損、原油高・ハリケーンが影響
アメリカン航空(AA)の親会社であるAMRコーポレーションの2005年第3四半期業績は、1億5300万米ドル(約177億円)の純損益となった。AA主要路線の搭乗率は前年比3.3%増の81.2%、平均運賃を示すイールドは8ポイントの改善と利用旅客数は堅調。しかし、記録的な原油価格の高騰に加え、カトリーナとリタのハリケーン襲来による一時的な旅客減少や、航空機運航の混乱による追加経費で収益が圧迫され、業績悪化に至った。AMR会長兼最高経営責任者(CEO)のジェラルド・アーピィー氏は「再建計画に基づいた全社...