国交省、外国人観光客の統計情報で研究会開催、関係機関で調査連携も議論
国土交通省はこのほど、「外国人観光客に係る統計情報のあり方に関する研究会」を開催した。これは訪日外客数1000万人の目標に向け、マーケティング機能が重要との視点から、インバウンド統計の現状の把握と統計の収集、処理の方法、課題や問題点を整理するもの。研究会の座長のちばぎん総合研究所社長の額賀信氏は「政府は昨年を観光立国元年として活動を展開した。しかし、経済的にも訪日外客の増加の効果を知るためにも統計の整備は重要将来、統計は(観光立国を)支えるツールとなる」と語る。具体的には、インバウンド旅客の全体像の...