JAL、16年3月期決算で経常赤字、SARSの影響が予想以上に長期化で
JALグループの平成16年3月期(平成15年4月1日〜平成16年3月31日)の連結決算は、売上高が前年比7.3%減の1兆9317億4200万円、営業損益は676億4500万円の赤字、経常損益は719億3800万円の赤字、当期純損益は886億1900万円の赤字であった。16年3月期の配当は株主総会の承認を前提に無配とする。前期は年初からイラク戦争、SARSの影響を予想していたことから、大幅な供給調整を行ったものの、「SARSが予想以上に長期化した」(日本航空システム執行役員・西松遥氏)ことから、国際線...