JATA・TCSA定例協議会、「添乗」の実態把握や問題意識を共有へ
日本旅行業協会(JATA)と日本添乗サービス協会(TCSA)はこのほど、第1回JATA・TCSA定例協議会を開催した。派遣先と派遣元の業界団体であるJATAとTCSAが直接、意見交換を行うことで、商品としての「旅行」に欠かせない「添乗」の実態把握や共通の問題意識の形成に努める。旅行会社側からは、「ヨーロッパ中心の添乗業務では段階的な教育が行えない」、「添乗員の希望者が少ないことから優秀な添乗員を確保することが困難」などの現状を指摘する意見があり、TCSA側からも「求められるものと収入の格差が大きい」...