飲酒問題が再発、JALに対し国交省が9月30までに再発防止策の報告指示

  • 2025年9月10日

日本航空の国際線乗務員による乗務前の過度な飲酒により3便の運航に影響が出たことを受け、国土交通省は9月10日、同社に対し厳重注意を行い、再発防止策の提出を求めた。昨年に続く同様の事案発生により、安全管理体制の実効性が問われている。8月28日の日本航空が運航するJAL793便(ホノルル発中部行き)の機長が乗務前日に過度な飲酒を行い、対象便を含む計3便が最大で約18時間半遅延した。この機長は、事前に会社に対して断酒の申告をしていたものの、乗務前日の飲酒により同社の運航規程に違反。国交省は、個人の悪質性に...