コロナ後初めての海外出張、シンガポールの様子を写真で紹介

  • 2021年1月24日

 1月10日から15日にかけて、シンガポールへ渡航する機会を得た。当コンテンツは、別途掲載の現地レポートを補完するものとして、出発から帰国までを写真で紹介する。

  • 第1ターミナル南ウィング。午前7時過ぎとはいえ寂しい光景。往路便の機内もガラガラだった。

    成田空港出発ロビー

  • (上)商業施設は営業している店舗の方が少ない印象。「4月から当面の間」だった臨時休業が今も続いていることが苦境を物語る。 (下)中国線の列が目立つ

    空港の様子

  • シンガポールは、世界で最も積極的に往来の再開に取り組んでいる国の一つ。

    マリーナ・ベイ・サンズ遠景

  • MBSロビーの様子。シンガポールでは公共の場でのマスク着用は義務化されている

    MBSのホテルロビー

  • 1部屋に集まる人数を制限するため、客室階とロビーを行き来する際には部屋番号と人数を伝える必要あり。ただし、入るのも出るのも紙の表に手書きで書き留められるだけなのでどのように活用されているのかは不明。

    MBSホテルロビー

  • 消毒された状態で密封されたバスローブ。シンガポール政府は企業の衛生管理について「SGクリーン認証」を導入しており、MBSもこれを取得している。

    客室の衛生対策

  • トークンと呼ばれる装置。おそらく位置情報を発信しているほか、裏側にQRコードがプリントされていて、施設やレストランなどへの出入りの際に備え付けの端末や店員のスマートフォンなどで読み取ってもらう仕組み。在住者は逆に「TraceTogether」アプリで施設側のQRコードを読み込む。

    行動追跡用の端末

  • MBSなどの施設では出入口を一部に限定し、確実に入館者を把握する。各出入口のカウンターは有人で素通りは許されない。

    出入口は一部を除き閉鎖

  • レストランでもQRコードによる入店記録のほか体温も計測される

    街中の衛生対策

  • 視察はMICEをテーマにしたもので、カンポングラム地区ではベスパのサイドカーに乗車するアクティビティも。同地区ではストリートアートも目を引く。

    ベスパ・ツアー

  • ガーデンズ・バイ・ザ・ベイでも要所要所にマスク着用やソーシャルディスタンスへの注意喚起が見られる。

    ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ

  • 視察ではナショナル・ギャラリーも訪問。当時のリー・クアンユー首相が署名した独立宣言を目にし、この2枚の紙が国家の根幹となっていることに歴史の重みを感じる。

    ナショナル・ギャラリー

  • マリーナ・ベイ・サンズのインフィニティプール。平日ということもあってか人影はまばら。展望デッキはほぼ無人だった。

    MBSのインフィニティプール

  • 昔の教会を改装したフレンチレストラン「ホワイト・ラビット」は、味も雰囲気も極めて高いレベル。同行したフランス人のオーガナイザーや記者も大絶賛だった。

    ホワイト・ラビット

  • ビジネスイベント開催時には、毎日抗原検査を実施して安全を確保。グループごとに検査レーンを設け、結果が出るまでの待機場所も個別に用意する。

    イベントでの検査体制

  • 中央の男性は米国からホログラムで、右の女性はロンドンからビデオ通話で参加した。一部音声が聞き取りにくい場面もあったが、それも今後ますます改善されていくはず。

    ニューノーマルのシンポジウム

  • マリーナ・ベイ・サンズが昨夏に新設した「バーチャルスタジオ」。床部分にも映像を投影でき、没入感の高い映像を配信可能という。AR技術で空中に地球儀を表示したりすることもできる。

    MBSのバーチャルスタジオ

  • 赤いポロシャツのスタッフは、「ソーシャルディスタンス・アンバサダー(SAFE DISTANCING AMBASSADOR)」。その名の通りソーシャルディスタンスを守らないなど反コロナ的行動を注意し改善する役割を担う。

    ソーシャルディスタンスの確保策

  • (上)チャンギ空港の出国審査場前ロビー。23時頃のせいか旅客は1人もいない。 (下)免税店はほとんど開いていない。入店する際はシンガポール国内と同様に体温とQRコードのスキャンが必要。トークンは返却済みなのでパスポートで処理をしてもらうことに。

    チャンギ空港

  • シンガポール航空の復路機内で配られた「ケアキット」や日本政府からの入国用書類。ケアキットにはマスクと手指消毒剤、消毒ウェットティッシュ入り(往路では配布なし)。 ちなみに、往路で認められたジョギング用マスクが復路では認められず不織布製の着用を求められるなど混乱も。

    SQの「ケアキット」