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クラツー、最上級ブランドの新車両「碧号」運行、7月1日から

  • 2017年6月27日

 クラブツーリズムは7月1日、同社の最上級ブランド「ロイヤル・グランステージ」で利用するバス「ロイヤルクルーザー四季の華」において、新車両「碧号」を導入する。ロイヤルクルーザー四季の華は、ワンランク上の上質なバス旅行の提供を目的としたもので、2007年に初代バス「風号」の運行を開始。碧号は、ロイヤルクルーザー四季の華の運行開始10周年を記念したもので、7月1日以降は碧号を含めた4台を稼働することとなる。

 碧号では「ゆとりのある空間の演出」に最も注力し、座席数はロイヤルクルーザー四季の華としては最少の19席。また、NTTドコモの協力のもと各席にiPadを提供。iPadでは「スライド同期機能」により、添乗員の操作に合わせて各席のタブレット端末の画面を変更することができるほか、NTTドコモが提供する音楽アプリ「dヒッツ」も利用することが可能。フォトニュースでは、メディア向け試乗会で公開された碧号を紹介する。

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  • 車両の外観デザインは、ロイヤルクルーザー四季の華ブランドを象徴するという深緑を基調とし、「碧号」の由来でもある濃紺も採用。「数ある観光バスのなかでもひときわ輝く存在であってほしい」という思いを込めたという

    外観

  • シート配列は横3席、縦6列で、添乗員を除く定員は18席。車内には空気清浄機能も設けた

    シート配列

  • シートは横幅51センチメートルで、シートピッチは128.5センチメートル。ラグジュアリーな雰囲気を出すため、シートはベージュのレザーを採用した

    シート

  • 頭上の荷物置きを取り外し、各席の足元に木製の荷物置きを設置。「手荷物を手の届くところに置いておきたい」という女性が多いことから、設けたという

    手荷物置き場

  • 足が届かないことで疲れることがないよう、足置きも用意。スリッパも全席で提供する

    足置き・スリッパ

  • 観光バスでは初めて、各席にタブレット端末を用意。専用プリンターも設け、車内で写真などをプリントアウトできるようにした

    iPad

  • 全席において、肘掛けの下にコンセントとUSBポートを用意した

    USBポート

  • 車窓は、景色を楽しめるよう窓枠を少なくした。また、お客様からの要望により、カーテンはロールカーテンを採用したという

    車窓

  • これまで2台だった頭上モニターは3台に増設。今後は、テーマ旅行などにおいて、専門講師による講義などに活用していく計画という

    モニター

  • トイレには化粧台も設置。着替えもできるよう広くしたという

    トイレ

  • 乗降時用のマット。同マットを用意するのは、ロイヤルクルーザーとしても碧号が初めてという

    乗降用マット

  • トランクには、個人用のロッカーを設置。食品も収納できるよう冷蔵庫も備えた

    トランク