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飲食店に入れない!? 観光産業とローカル事業者とのギャップ-インプリージョン オダギリサトシ氏寄稿

  • 2021年10月26日

緊急事態宣言解除とローカルの現状

緊急事態宣言が解除になると共に
毎日気分が滅入るほど報道されていた陽性者数報道が
驚くほど急減したこともあってか
人流がグッと増えたように感じています。
皆さんのご商売はいかがでしょうか?

出張の飛行機も人が増えてきて
先日乗った伊丹→羽田は機材が小さいとはいえ満席でした。
大阪の飲食店も飲酒の解禁で
一部の店はビックリするほど混んでいます。

こういう傾向は観光に関わるものとしては嬉しい限りですが
「あぁ、混んでてメンドクセェ~」と思ってしまう私個人もいて
人間とはエゴなもんだと痛感します。

先日(10月になってから)、
とある出張先で
そんな人間のエゴ?を感じる経験をしてきました。

ビジネスホテルに泊まり
ナイトタイムエコノミーを満喫しに繁華街に繰り出しました。
(つまり飲みに行ったということ)

観光協会発行のグルメマップを片手に
お店に行くと…

「コロナのため県外の方お断り」
「コロナのため一見さん入店不可」
こんな感じの張り紙が貼っているお店ばっかり。。。

複数のお店を回りましたが
このような張り紙だらけで
唯一見つけたのが

「ワクチン2回接種完了の方のみ」

やったー!
と店に入ったものの
一見だとわかると「今日は予約でいっぱいで。。。」と玄関で断られました。

これ
お店の気持ちもわかりますけど
メンタル折れるぐらい強烈な言葉でした。
こりゃ自治体や観光協会や宿泊施設が頑張っても
空回りになってしまいますね。

GoToがどうなるか分かりませんが
ローカルの非観光事業者の受入れマインドの調整も重要課題です。

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