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ゼロからの挑戦、東京発のラグジュアリーブランド作り-メズム東京 総支配人 生沼久氏

「大切なのは軸をブラさないこと」
ポンパドール・ヘアの総支配人が目指すホテルの姿とは

 「常に今のカッコイイ東京を発信していきたい」そんな思いと共に新たなホテルブランド作りに全力を傾けるメズム東京総支配人の生沼久氏。コロナ禍の昨年4月、敢えてスケジュール通りにホテルを開業してから1年以上が経過し、決断が正しかった手応えを感じるという。(聞き手:弊社代表取締役社長兼トラベルビジョン発行人 岡田直樹)

メズム東京総支配人の生沼久氏

-はじめにホテルの説明と、ご自身の紹介をお願いいたします。

生沼久氏(以下敬称略) メズム東京は、JR東日本グループ「日本ホテル」が初めてマリオット・インターナショナルと提携したホテルで、世界各地の独立系ホテルが加盟するマリオットの高級ホテルコレクションラインである「オートグラフ コレクション ホテル」の一員です。「メズム」の由来は「魔法をかけて魅了する」という意味の英語"mesmerizing"で、ホテルのコンセプトは「TOKYO WAVES」。躍動する東京の波長と共鳴し、常に今のカッコイイ東京を体現するサービス、プロダクト、コンテンツを提供することでお客様の五感を魅了し、インスピレーションを創出するホテルです。「ここに来ると人生が豊かになったと思えるし、ワクワクできる」と評されるのが願いです。日本発のラグジュアリーブランドとして世界に誇れるホテルを目指しています。

 私自身は1994年に新卒でウェスティンホテル東京開業メンバーとなりキャリアをスタート。2008年にシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルに転籍し宿泊部長や副総支配人を務めました。2017年に、東アジア初進出のマリオットのライフスタイルブランドであるモクシー東京錦糸町を、キャプテン(総支配人)として開業から指揮。2018年に日本ホテルに入社し、2019年にメズム開業準備室を立ち上げ、現在は執行役員も務めています。

-生沼さんの髪型についても伺いたくなります。

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