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大手民鉄16社、2020年度の旅客輸送実績は前年の30.2%減

 全国73の私鉄が加盟する日本民営鉄道協会(東京都千代田区)は5月20日、大手民鉄16社の2021年3月期(2020年4-2021年3月)の旅客輸送実績と決算概要を発表した。

 コロナウイルス感染症の影響による利用者の減少で旅客輸送実績は前年比30・2%減の73億2500万人となった。

 内訳は定期利用者が26・7%減の45億8974万人、定期利用者以外が35・2%減の27億3564万人だった。

 決算は鉄道営業収益が前年比31・9%減の1兆1699億円、鉄道事業の営業損失が1697億円、全事業営業損失は927億円、全事業経常損失は1296億円だった。

 大手民鉄16社は東武、西武、京成、京王、小田急、東急、京急、東京メトロ、相鉄、名鉄、近鉄、南海、京阪、阪急、阪神、西鉄の各社。

  


情報提供:トラベルニュース社