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オーストラリア、「新型コロナウイルス」に関する最新情報

  • 2021年3月17日
  • 出典:OTOA

オーストラリアにおける新型コロナウイルス(COVID-19)に起因する、各州の状況をお知らせいたします。

■ オーストラリア各州で実施されている州境制限

◎ ニューサウスウェールズ州(シドニーなど)

州指定制限地域に滞在歴がある場合を除き、検疫無しで入州を許可。オンライン登録なし。

◎ ビクトリア州(メルボルンなど)

全ての州からのビクトリア州への入州には、事前のオンライン申請が必要。

感染状況により「レッド」、「オレンジ」、「グリーン」の3つのゾーンに分け、

それにより入州の可否・条件を決定。

〔ビクトリア州政府指定制限エリア〕

 https://www.coronavirus.vic.gov.au/victorian-travel-permit-system#permit-zones

◎ オーストラリア首都特別地域(キャンベラ)

州指定制限地域に滞在歴がある場合を除き、検疫無しで入州を許可。オンライン登録なし。

ビクトリア州メルボルンの一部地点に滞在した場合、14日間の強制検疫が必要。

〔オーストラリア首都特別地域指定制限エリア〕

 https://www.covid19.act.gov.au/updates/covid-19-affected-areas

◎ クイーンズランド州(ゴールドコースト、ケアンズなど)

州指定制限地域に滞在歴がある場合を除き、検疫無しで入州を許可。オンライン登録なし。

〔クイーンズランド州政府指定制限エリア〕

 https://www.qld.gov.au/health/conditions/health-alerts/coronavirus-covid-19/current-status/hotspots-covid-19

◎ 南オーストラリア州(アデレードなど)

州指定制限地域に滞在歴がある場合を除き、検疫無しで入州許可。

入州まで、または入州時にオンライン登録要。

〔南オーストラリア州政府指定制限エリア〕

 https://www.covid-19.sa.gov.au/restrictions-and-responsibilities/travel-restrictions#sa

◎ 西オーストラリア州(パースなど)

州指定制限地域に滞在歴がある場合を除き、検疫無しで入州を許可。オンライン登録要。

〔西オーストラリア州政府指定制限エリア〕

 https://www.wa.gov.au/organisation/covid-communications/covid-19-coronavirus-controlled-interstate-border?1

◎ タスマニア州(ホバートなど)

州指定制限地域、施設に滞在歴がある場合を除き、検疫無しで入州を許可。

入州の3日前までにオンライン登録要。

〔タスマニア州指定リスク地域〕

 https://coronavirus.tas.gov.au/travellers-and-visitors/coming-to-tasmania/travel-alert

◎ ノーザンテリトリー準州(エアーズロック、ダーウィンなど)

州指定制限地域に滞在歴がある場合を除き、検疫無しで入州を許可。

入州の7日前までにオンライン登録要。

〔ノーザンテリトリー準州指定ホットスポット〕

 https://coronavirus.nt.gov.au/travel/quarantine/hotspots-covid-19

上記はオーストラリア国内間の移動に関する州境移動の制限に関する情報です。

全ての州においてオーストラリア国民、永住者、特別な許可を所持する人を除き、海外からオーストラリア国外への入国は認められておりません。

■ オーストラリアでワクチン接種が開始される

オーストラリアでは、2021年2月21日、オーストラリア国内初となる新型コロナウイルスのワクチン接種が開始され、オーストラリア連邦スコット・モリソン首相、ポール・ケリー主席医務官やアリソン・マクミラン看護・助産師長らが新型コロナウイルスワクチンの接種を受けました。

2月22日からは、オーストラリア全土で新型コロナウイルスのワクチン接種が始まり、オーストラリアは新型コロナウイルスのパンデミックから抜け出すための大きな一歩を踏み出した、と言えるでしょう。

■ ニュージーランドからの旅行者に対するトラベル・バブルを再開

ニュージーランドからの旅行者に対し、クイーンズランド州、ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州等、一部の州では14日間の強制検疫の免除を停止しておりましたが、2月21日より再び強制検疫無しでオーストラリアに入国が可能になりました。

■ オーストラリアへの渡航前の新型コロナウィルス検査の義務化

2021年1月22日(金)より、オーストラリアへの渡航に際し、出発前72時間以内のPCR検査の陰性証明が必要となります。

オーストラリアへの航空機チェックイン時に、英語で下記の情報が記載された陰性証明を提示。その陰性証明書は印刷された紙の証明書の他、Eメールなどの電子データによる提示も可能です。

〔記載内容〕

1) 旅行者の氏名、生年月日

2) 検査結果(「Negative(陰性)」や「Not Detected(検出されない)」など)

3) 実施された検査方法(PCR検査など)

4) 検体が収集された日付

5) 検査結果が承認された日付と承認担当者の氏名

6) 検査を実施した検査室・診療所・施設等の名称と住所

7) 検査を実施した検査室・診療所・施設等が所属する認定機関(わかる場合)

航空機搭乗時に4歳以下の子供は、この陰性証明書は不要です。またニュージーランドから「グリーンゾーン」のフライトでオーストラリアに到着の場合も陰性証明書は必要ありません。

オーストラリアの空港にて、トランジット(乗継)のみで第三国へ移動する場合でも、この陰性証明書は必要となります。また、新型コロナウィルスのワクチン接種者であっても陰性証明書は必要です。

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■ オーストラリア国内感染者数

3月14日時点のオーストラリア国内の新型コロナウイルスの感染者数、及び死者数は以下の通りです。

* オーストラリア全土感染者数: 29,117名

 (ACT=123、NSW=5,237、NT=105、QLD=1,380、SA=613、TAS=234、VIC=20,483、WA=924)

* オーストラリア全土死者数: 909名

※オーストラリア政府保険局 コロナウィルスの現況と症例者数

 https://www.health.gov.au/news/health-alerts/novel-coronavirus-2019-ncov-health-alert/coronavirus-covid-19-current-situation-and-case-numbers

以上、ご注意ください。

情報提供:株式会社トランスオービット日本海外ツアーオペレーター協会