カンボジア、「新型コロナウイルス」に関する最新情報

  • 2021年3月10日
  • 出典:OTOA

「新型コロナウイルス」の影響について、現在のカンボジアの最新情報を以下にお知らせいたします。

■ 感染者状況

2021年3月08日時点の総感染者数は1,011名

* 感染者計 --- 1,011名(うち女性430名)

〔内訳〕

 カンボジアに入国した旅客及び国内二次感染者 420名(うち女性 113名)

 タイから帰国した労働者 90名(うち女性 69名)

 2月20日のコミュニティー感染事案 501名(うち女性 248名)

* 死亡者 --- 0名

* 3月01日以降の新規感染者数 191名

* 治癒例 --- 517名(うち女性 191名)

* 治療中 --- 493名(うち女性 239名)

■ 行政・その他機関からの発表

カンボジア政府は、隔離や調査に協力しない人、施設に対する処分を厳格化。

1) 外国人の場合は、国外追放と今後の入国禁止

2) カンボジア人は法に則って対処

3) 施設は、ライセンス没収と営業閉鎖

「コミュニティー感染(市中感染)」拡大防止のため、関連施設に対して、14日間の閉鎖措置を発動。マンションなど閉鎖された施設に関して、住人は中に留まり、外出禁止。学校施設など対象施設は50ヵ所を超える。

対象範囲は、プノンペンとシアヌークビル。

■ ワクチン接種・計画状況

3月02日にインド製ワクチンがカンボジアに到着と発表あり。

接種済人数など、毎日発表されているわけではないが、着実に接種は進んでいる。

カンボジア政府は、カンボジア在住の外国人も、カンボジア国民同様に無料でワクチン接種が受けられる制度を制定と発表。

■ 市内の状況

◎ プノンペン、シアヌークビル

2月20日にプノンペンで発生した「コミュニティー感染」(市中感染)が拡大中。

政府は規制強化のため、感染者が確認されたマンションや立ち寄り先店舗などを14日間にわたり完全封鎖する措置を実施中。

封鎖されない地域の地元のスーパーマーケットやレストランなどは、通常通り営業している。大型スーパーマーケットやホテルなどの施設では、入店前の体温チェックと消毒が義務付けられている。

なお、シアヌークビルでは、不要不急の移動を避けるよう、州間移動の厳格化措置が取られている。

◎ シェムリアップ

市中感染は確認されていない。

大型スーパーマーケットやホテルなどの施設は、通常営業。

入店前の体温チェックと消毒が義務付けられている。

■ その他

プノンペン空港、及びタイ国境から入国するすべての人に検疫検査があり、医療施設でPCR検査を実施。すべての入国者は、政府指定機関で14日間強制隔離となる。

以上、ご注意ください。

情報提供:ジェイ・ティ・エイ・ジャパン株式会社日本海外ツアーオペレーター協会