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OTAって死語にならないんですか? ー 20代社員が振り返る今週のニュース

 OTAのビジネスモデル分析が今週の1位でした。OTAのこれまでとこれからに触れられていて、数値に基づいた分析もあり、言うまでもなく面白いです。ただ、個人的にはいい加減OTAという言葉が死語にならないのかな、という気がします。
 もはや日本でも旅行全体の4割がオンラインで予約されている今の世の中で、「オンライン販売」と「実店舗販売」をチャネルとして区分するならともかく「オンラインでしか販売していない旅行会社」とそれ以外を区分する単語って何の意味があるのだろう? と思ってしまいます。小売業界だってオンライン販売と実店舗販売をチャネルとして区分することが主流で、両輪で販売するなんて今や当然ですし、なんならすでにOMOなんて概念もあるわけです。それに比べるとOTA対リアルエージェントの比較はなんだか古いなあと……というか今時「実店舗がない」ことで区分けするって古いというか逆では。「オンライン販売があるか」で区分するならまだわかりますが。業界の新陳代謝の問題でしょうか。こんなことを書くとお叱りを受けますかね。

 掲載から1日で第2位まできた星野リゾート代表の星野氏へのインタビューは要注目です。他メディアでも何度か書かれていますが、星野リゾート内で「倒産確率」を公表したというのはやはり衝撃的です。でも確かに、従業員としてはこの状況で「うちは絶対に倒産なんてしないよ」と言われるよりは「今の倒産確率は40%」と言われる方が精神衛生上良さそうです。
 また、雇用調整助成金のお話が最後に触れられていました。最近のトラベルビジョンですと風の旅行社の原氏にご寄稿いただいた記事でも雇用調整助成金を主題とされていましたが、観光業界は雇用調整助成金を存分に活用していく必要がある一方、助成金の特例措置が終わることにも備える必要があります。イギリスでは海外旅行が最短で5月に解禁になる可能性があるとロードマップが示されましたが、現実的に今年の夏に日本で旅行が一気に回復するとはなかなか思えません。そんななか、我々がどこでキャッシュポイントを作っていくのか、決断するにももうあまり時間に余裕はありませんね。

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