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第一回ホテル総支配人インタビューとJATAへの公開書簡 ー 20代社員が振り返る今週のニュース

 今週は外国人の入国全面停止に、緊急事態宣言の地域も増えてきて、GoToトラベルの再開もまだまだ遠そうです。日本中これだけ感染者数が増えていたら仕方がないところですね。「旅行に行きますと言える雰囲気じゃなくなった」という理由で旅行をキャンセルしている業界外の友人がかなりいます。裏を返せば「行っていいのなら行きたい」ということですから、この状態が収まればまた一気に需要が復活するはずと信じて耐え忍びます。

 さて、この一週間はトラベルビジョンの新企画、ホテル総支配人リレーインタビューの第1回、パレスホテル東京の渡部氏へのインタビューが圧倒的に人気でした。現在の状況では日本国内しかほぼ旅行に行けない中、旅行業界にいても日本の各ホテルがどんな取り組みをされているか具体的に知れる機会というのは意外と少ないですし、皆様が知りたい内容を少しでも提供できた結果なのではないかなと思っています。ホテル業界の方の需要想定も大変参考になりましたし、感染症対策などもこういった機会があると知れて個人的にも面白かったです。第2回はエースホテル京都の飯田氏にインタビューする予定です。次回もご期待ください!

 トランスオービットの水上氏に寄稿いただいているハワイの現地レポートも人気です。やはりハワイの状況は読者の皆様としても気になる情報のようです。ハワイの新規感染者が増加していないのは旅行前検査プログラムの効果が出ているのかも、というポジティブな見解もあり、次回以降が楽しみになる内容です。記事中にも記載がありますが、こういったレポートをしてほしいなどご要望がありましたら、コメントや問い合わせなどで是非お知らせください。

 ここからはトラベルビジョンで取り上げた記事とは関係ないのですが、皆様は こちらの公開書簡をご存知でしょうか? 恥ずかしながら、私は2ヶ月以上前に公開されたこちらの書簡をつい最近知りました。こちらはJATA会員である合同会社ヒトトキのアレックス氏が公開されているものです。詳細は皆様にご自身で確認いただきたいのですが、JATA会長への問題提起のような内容です。私としては頷きたくなるところも多々あったのですが(特に冊子のくだりなど)、残念ながらまだ返答はいただけていないようです。この業界を支えられている皆様はこちらを読まれてどのような感想を抱かれるのだろうと思い、取り上げてみました。賛同されるのか、反対意見があるのか、是非皆様の意見をお聞きしてみたいです。