カナダ、「新型コロナウイルス」に関する最新情報

  • 2020年10月14日

カナダにおける「新型コロナウイルス」の最新情報をお知らせいたします。

■ 現地現状報告 感染者近況(10月08日現在カナダ政府HPより)

 総人口:38,005,238人

 PCR総検査数: 7,974,857件

 累計感染者数: 175,559人

 現在感染者数: 18,494人

 死者数: 9,557人

※現在感染者数は増加傾向にある。

※経済再開計画は各州独自にに安全を第一に厳格なガイドラインを設定している。

※各州とも概ね最終段階に入っている。

* ブリティッシュコロンビア州(総人口: 5,147,712人)

 累計感染者: 10,066人 / 現在感染者数: 1,423人

 経済再開計画: Phase 1 ~ 4 の現在はPhase 3

* アルバータ州(総人口: 4,421,876)

 累計感染者: 19,718人 / 現在感染者数: 2,097人

 経済再開計画: Stage 1 ~ 3 の現在はStage 2

* オンタリオ州(総人口: 14,734,014人)

 累計感染者: 56,742人 / 現在感染者数: 5,442人

 経済再開計画: Phase 1 ~ 3 の現在はPhase 2

* ケベック州(総人口: 8,574,571人)

 累計感染者: 82,992人 / 現在感染者数: 8,492人

 経済再開計画: Phase 1 ~ 6 の現在はPhase 5

* プリンスエドワードアイランド州(総人口: 159,625人)

 累計感染者: 61人 / 現在感染者数: 3人

 経済再開計画: Phase 1 ~ 4 の現在はPhase 4

* ユーコン準州(総人口: 42,052人)

 累計感染者: 15人 / 現在感染者数: 0人

 経済再開計画: Phase 1 ~ 4 の現在はPhase 3

* ノースウエスト準州(総人口: 45,161人)

 累計感染者: 5人 / 現在感染者数: 0人

 経済再開計画: Phase 1 ~ 4 の現在はPhase 2

■ 主要州の経済再開計画のガイドライン

経済再開計画は、各州独自に安全を第一に厳格なガイドラインを設定して戦略を立てている。

州によって警戒レベルを引き上げる措置が取られている模様です。

◎ ブリティッシュコロンビア州(10月13日まで緊急事態宣言 延長中)

経済再開の第1~4段階のうちの第3段階に(6月24日~)。

 ※第4段階がニューノーマル下でのすべての経済活動の解禁となる。

バンクーバー市では8月24日からバスやスカイトレインを運行している「Translink」が利用時における非医療用マスクまたはフェイスシールド着用の義務化を発表しました。

◎ アルバータ州(6月15日に緊急事態宣言解除)

経済再開の第1~3段階のうちの第2段階に。

 ※第3段階がニューノーマル下でのすべての経済活動の解禁となる。

カルガリー市、バンフ市、キャンモア市では室内の公共施設(交通機関、ショッピングモールやタクシーなど)でのマスク着用の義務化する条例が可決されました。

バンフ市では更に歩行者天国となっているバンフアベニュー上でもマスク着用の対象となっている。

◎ オンタリオ州(7月24日に緊急事態宣言解除予定、しかし宣言下で講じられた措置を30日間延長を採択)

経済再開の第1~3フェーズのうちの第2フェーズ(第3ステージ中の第3ステージ)に。

新型コロナの再流行の懸念から屋内外施設での集まりを屋内10人まで、屋外25人まで州全域で制限しております。

※第3フェーズがニューノーマル下でのすべての経済活動の解禁となる。

ケベック州(6月17日に緊急事態宣言解除)

第2波が始まったと認識されています。

経済再開の第0~6段階のうちの第5段階に。

カナダ国内の州外からの渡航に関し移動制限はなく、14日間の自己隔離もなし。

7月13日より公共交通機関で、7月18日より閉鎖された公共スペースでのマスク着用義務化。

大都市で新型コロナの再流行の懸念からレストラン等営業制限が出ています。(10/01~28)

◎ プリンスエドワードアイランド州(6月28日に緊急事態宣言解除、公衆衛生上の緊急事態宣言は継続中)

経済再開の第1~4段階のうちの第4段階(6月26日~)。

7月3日よりアトランティック・カナダ4州内の移動制限を解除。

希望者は所定の書類を提出する、14日間の自己隔離も免除。

その他のカナダ国内の州・準州との往来は、不要不急は禁止。

島に戻ったり、緊急で入る場合は14日間の自己隔離が必要。

7月17日より屋内公共スペースでのマスク着用。

◎ ユーコン準州(6月12日に緊急事態宣言をさらに90日間延長と発表)

経済再開の第1~3段階のうちの第3段階(8月01日~)。

これによりBC州、ノースウエスト準州、ヌナブト準州の住民はユーコン到着後の14日間の自己隔離が不要となります(その他の州の住民は14日間の自己隔離が必要。カナダ国外からの旅行者は引き続き入れません)。

 ※第3段階が終了した後、ニューノーマル下での経済活動の解禁となる。

  ニューノーマルを外した経済活動は第4段階でそれは有効なワクチンが出たのちとなる。

◎ ノースウエスト準州(7月07日に緊急事態宣言解除、公衆衛生上の緊急事態宣言は延長中)

経済再開の第1~4段階のうちの第2段階(6月12日~)。

 ※第4段階は有効なワクチンの生産が整うことが必要となる。

自宅に最大5人までの客を招待可能(家の中にいられるのは住人を含め最大10人まで)。

インドアスポーツは可能(25名以下に限定、但し、ジム・カーリングは不可)。

レストラン・バーは再開。

最大50人までの屋外イベントは可能。

映画館や劇場お利用可能(但し50%の座席利用)。

オーロラ鑑賞施設はいずれも閉鎖中。

ノースウエスト準州外から入るものは自己隔離計画書の事前提出と、到着後の14日間の自己隔離が必要

(ヌナブト準州から入るものを除く)。

■ CIQ & 観光客受け入れのガイドライン

* 現在、10月31日まで外国籍の入国を禁止している。※再延長の可能性あり

* アメリカ合衆国との往来制限を10月21日まで延長。※再延長の可能性あり

 米国から国境を越えて陸路でアラスカに行く車両にタグの表示を義務付け。

 通過できる国境検問所もカナダ西部の5か所に限定。

 国立公園や観光施設などの立ち寄りは禁止

★ 大型クルーズ船のカナダへの入港禁止は10月31日まで延長。

★ 公共交通、市内等でマスク着用の義務化、推奨が浸透。

★ カナダを含む指定の流行地域から飛行機等で入国するすべての方について、

 健康状態に異状のない方も含め、検疫所長の指定する場所(自宅など)で14日間待機し、

 空港等からの移動も含め公共交通機関を使用しないこと。

 違反の場合罰金または懲役。

■ その他

オンタリオ州ホーンブロア・ナイアガラクルーズの今年の最終運行日は、10月25日(日)までと短縮されました。

以上、ご注意ください。

情報提供:メープルファンエンタープライズ 株式会社日本海外ツアーオペレーター協会