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アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド、「新型コロナウイルス」の影響について‐続報 (10/04の状況)

  • 2020年10月5日

「新型コロナウイルス」に関するアイスランド、フェロー諸島及びグリーンランドの状況をお知らせいたします。

■ アイスランドの状況

2020年10月03日に国境にてPCR検査を受けた567名のうち陽性者は1名、国立大学病院等での国内検査での陽性者は47名でした。自宅等で隔離療養中の感染者は634名、現在国立大学病院に入院している人は13名、うち3名が集中治療室に入っています。感染の疑いのある国内の検疫者数は2,554名、入国のための検疫者数は1,499名で自宅等で経過観察中です。これまでの感染者累計は2,921名、死亡者数累計は10名のままです。

アイスランドでは当初より、新たな陽性者が出た際「Active Infection」と「Inactive infection」に分類し、その後の対処を分けております。なおアイスランドでは、感染の再拡大を受け警戒レベルが再度「緊急事態」に引き上げられ、各施策が強化されております。

アイスランドは以下の国の「レッドリスト」に入りました。

イギリス、デンマーク、ノルウェー、フィンランド、スイス、ベルギー等。

また、現在も、グリーンランド、フェロー諸島、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、フィンランドの6ヵ国に加え、日本、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、タイ、韓国などの12ヵ国が入国可能となっております。

なお、入国に際しては

 1) 個人データの事前登録

 2) 空港到着時のPCR検査と4~5日の検疫

 3) 追跡アプリのダウンロードと活用

 4) 入国後、4~5日後に再度のPCR検査の受診

が要件となります。手順等については、以下のURLにてご確認ください。

 →https://www.covid.is/english

アイスランド航空からの安全情報等については、以下のURLにてご確認ください。

 →https://www.icelandair.com/support/covid-19/safe-travels-shared-responsibility/

■ フェロー諸島の状況

現在の感染者は41名で、国立病院の入院者は0名です。

検疫中の人数は198名、これまでの感染者数累計は473名、死亡者数累計は0名です。

これまでPCR検査を受けた累計数は133,360名で、現在の人口数の約2.4倍の検査実施数となっております。なお、10月より入国時のPCR検査が有料となりました。(1名 312フェロー・クローネ)が、入国後6日目の検査は無料で3ヵ所の病院で受診可能です。

現在、デンマーク、グリーンランド、アイスランド、ノルウェー、ドイツ、その他のEU諸国及びシェンゲン協定加盟国の「開放国」と英国に加え、7月21日より日本を含む9ヵ国からの旅行者が入国できるようになっております。旅行者は到着時のPCR検査が義務付けられており、その検査の結果判明までの半日から1日は自己検疫を行います。なお、陰性が確認されれば旅行は可能ですが、入国後6日目に再度無料のPCR検査を受けること、が要件となっております。

コペンハーゲンでの同日乗り継ぎや、入国してコペンハーゲンに宿泊した翌日に出国することが可能ですが、日本発着のスカンジナビア航空のダイヤを事前にご確認ください。

アトランティック航空は6月15日より、ヴァーガル空港~コペンハーゲン空港間のデイリー運航が再開されており、昨日10月04日より同区間を週14便で運航しております。なお昨日10月04日は全便が運航いたしました。

■ グリーンランド

現在の感染者数、入院者数、死亡者数累計の何れも0名です。

累計の感者数は14名で、これまでPCR検査を受けた累計数は8,254名です。

昨年44のクルーズが寄港したシシミウットは、今年の寄港がゼロとなり打撃を受けております。

デンマークでの感染拡大と影響に伴い、10月07日より12歳以下の子供も含め、全ての国籍の旅行者が入国前5日以内に検査し取得した英語版PCR陰性証明書と自治政府の定める“Sumut”用紙への記入が、コペンハーゲン空港での搭乗手続き時に必要となります。また、入国後14日間の自己検疫・隔離か、または入国後5日目のPCR再検査を受けることが要件となります。

また、日本からコペンハーゲンに1泊して入国する場合も同様の取り扱いとなります。

日本で取得する英語版PCR検査証明書やグリーンランド到着前に実施すべき要件・手順がありますので、ご確認ください。

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デンマークの現在の感染者数は6,964名、入院者数は105名で18名が集中治療室に入っています。死亡者数は658名で、PCR検査を受けた累計数は4,048,223名です。

運輸・建築省が12の航空会社に対し、11月15日までにキャンセル時の返金をしない場合は法的措置を取るとコメントしております。

現在入国できるのは、グリーンランド、フェロー諸島、アイスランド、ノルウェー、ドイツ、英国等の「開放国」に加え、EU/シェンゲン協定国以外の下記9ヵ国からの旅行者となります。

→対象国:

 日本、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、タイ、韓国、ジョージア、チュニジア、ウルグアイ

日本を含む「開放国」から到着した旅行者は、空港でのPCR検査や陰性証明書の提示は不要で、入国後の検疫制限もなく旅行が可能です。

スカンジナビア航空の今後の運航や乗り継ぎの最新情報は、スカンジナビア航空にご確認ください。また、デンマークでの最新の入国検疫要件については、在デンマーク日本大使館、およびデンマーク警視庁のホームぺージにて最新情報をご確認ください。

 → 在デンマーク日本大使館、ホームぺージ

  https://www.dk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/taizai-covid19.html#denmarku_2

 → デンマーク警視庁のコロナポータルサイト

  https://politi.dk/en/coronavirus-in-denmark/travelling-in-or-out-of-denmark/is-my-country-open-or-banned

以上、ご注意ください。

情報提供:株式会社ヴァイキング日本海外ツアーオペレーター協会