所在地:新北市
台湾東北部の丘陵地で山を背にし海に面した土地柄の九份は、1890年に金脈が掘り当てられ「アジアの金の都」と言われ、「小上海」「小香港」の異名を持っていた。
近年いくつもの映画が撮影されるようになり、ベネチア国際映画のグランプリ作品である侯孝賢監督の『悲情都市』の撮影舞台となり、忘れかけられていた小さな村が再度注目を浴びるようになった。
レトロな町並み、建物、廃坑と燦燦と輝いていたゴールドラッシュの時代が再現され、村の目抜き通りに当たる基山街は絶えず観光客でにぎわっており、歩いているだけでわくわくした気分にさせられる。
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