itt TOKYO2024

夏休みは「自宅で過ごす」4割、楽天リサーチ

  • 2018年7月18日

 楽天リサーチは、「夏季休暇に関する調査」をインターネットで実施した。調査は、6月11日と6月12日の2日間、楽天リサーチに登録しているモニター約220万人の中から、全国の20代から60代の男女1000人を対象におこなったもの。

 「夏季休暇(お盆休みなど)を取得するか」という質問に対して「はい」と回答した人が57.3%と半数以上で、「いいえ」と回答した人は18.8%、「未定」が19.5%、「その他(別の時期に取得する)」が4.4%だった。

 夏季休暇を取得する予定の人に、「理想の取得日数と、実際に取得した日数」について聞いたところ、「理想の取得日数」は「8~14日」が29.4%、「6~7日」が28.9%で、「4~5日」が14.7%と続いた。「実際に取得した日数」では、「4~5日」が34.3%で最も多く、「8~14日」が19.6%、「6~7日」が18.5%となった。平均日数は「理想の取得日数」が11.0日に対して「実際に取得した日数」は6.8日となり、「実際に取得した日数」が4.2日少なかった。

 夏季休暇を取得する予定の人に対する「夏季休暇に何をするか」という質問に対しては「自宅で過ごす」が40.1%で最も多く、「国内旅行」が36.0%、「帰省」が31.3%で上位を占めた。さらに買い物など「遠出でない外出」の28.1%、「お墓参り」の26.4%、プールや遊園地など「レジャースポット」の21.8%が続き、海外旅行は9.8%であった。

 「夏季休暇を自宅で過ごす理由」に対しては、「どこに行っても混んでいるため」と回答した人が56.5%と最も多く、「普段忙しいので、自宅でゆっくりしていたい」が42.9%、「出費を抑えたい」が39.5%となった。「家族団らんの時間を自宅で過ごしたい」という回答も28.6%あった。

 今年の夏のボーナスの支給額については、全体の約2割の人が「0円」と回答し、「20万円以上30万円未満」が10.6%、「30万円以上40万円未満」が8.2%。平均額は40.1万円だった。

 このほか、「今年の夏のボーナスは昨年比で増えたか、減ったか」という質問には、「変わらない」と答えた人が39.8%で、「増えた」と回答した人は19.5%、「減った」と回答した人が11.9%だった。

 ボーナスをもらうと回答した人にボーナスの使い道を聞いたところ、「貯蓄」が最も多い53.0%となり、「旅行・レジャー」が34.2%、「生活費の補填」が28.8%となった。