カンボジア、日本事務所をオーバーシーズネットワークに委託

  • 2017年8月1日

 カンボジア政府観光省はこのほど、日本事務所業務をツアーオペレーターのオーバーシーズネットワークに委託した。日本事務所については2016年8月からツアーオペレーターのグリーントラベルが担当していたが、同社は今年の6月で会社を精算。オーバーシーズネットワークが5月から業務を引き継いでいたが、このほど正式に契約を締結したという。

 同省によれば、16年にカンボジアを訪問した日本人旅行者の数は前年比0.9%増の19万3330人。17年は19.0%増の23万人を、20年には35万人を目標に掲げている。

 オーバーシーズネットワークは今後、旅行会社と連携してツアー商品の開発などを進める考え。消費者向けにはアンコール・ワットなどの世界遺産やビーチ、カンボジアの人々のホスピタリティなどをアピールしていく方針だ。