JTBGMT、関空で訪日向けスマホレンタルサービスを試験運用

  • 2017年8月1日

 JTBグローバルマーケティング&トラベル(JTBGMT)は8月1日から10月31日まで、関空で運営する「関西ツーリストインフォメーションセンター」で、訪日外国人向けにスマートフォンのレンタルサービス「タッチコンシェルジュ」の試験運用を開始する。SIMフリーのスマートフォンサービス「FREETEL」を提供するプラスワン・マーケティングなどと協力しておこなうもので、利用者は電話やインターネットのほか、端末に予めインストールしてある観光ガイドアプリなどを利用できる。

 レンタル料はモバイル端末とデータ通信SIMのセットが1日税抜きで1000円。レンタル期間は3日間から10日間までの範囲で選べる。対応言語は英語、中国簡体字・繁体字、韓国語とした。

 今後は、訪日外国人向けの情報提供プラットフォームとして広告の配信や、事業者向けサービスの展開も予定。ツーリストインフォメーションセンターに限らず、宿泊施設や駅などさまざまな施設での展開を検討しているという。