星野リゾート、大阪・新今宮に都市型ホテル、22年開業へ

  • 2017年3月9日

ホテルの完成イメージ  星野リゾートはこのほど、2022年春に大阪市の新今宮駅前に新たな都市型ホテルを開業すると発表した。同市の「浪速区恵美須西3丁目16番街区用地売却に関する開発事業者募集プロポーザル」に応募した計画案が採用されたもので、初の大阪進出となる。発表に際しては「大阪は独自の文化を育むアジア有数の大都市で、星野リゾートにとって重要な拠点になると考えている」とコメントしている。

 ホテルは20階建てで、約600室を予定。客室はいずれも30平方メートル以上で、そのほかには大阪ならではのメニューを提供するメインダイニングやバー、温浴施設、スパ、カフェテリア、アミューズメント施設なども備える。ホテルの着工は19年夏を予定しており、名称などは未定。

 星野リゾートは今後、都市型ホテルの運営にも注力する予定で、15年以降はANAクラウンプラザホテル4施設やハイアットリージェンシー大阪を買収。今年4月からはシティホテルの旭川グランドホテルを「都市観光ホテル」として運営する。