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気象庁、宮崎・えびの高原の噴火警戒レベルを引き下げ

  • 2017年1月17日

 気象庁はこのほど、宮崎県のえびの高原に発出していた火口周辺警報を解除し、噴火警戒レベルをレベル2の「火口周辺規制」からレベル1の「活火山であることに留意」に引き下げた。周辺では昨年12月に火山性地震などが増加し、硫黄山で小規模な噴火が発生する恐れがあったことから、気象庁は同12日に火口周辺警報を発出していたが、現在では活動も沈静化し、大きな噴火の兆候は認められなくなったという。

 一方で同庁は、2015年12月から硫黄山周辺で続いている噴気と熱異常域の拡大については引き続き認められることから、今後も火口周辺では火山ガスに注意するなど注意を呼びかけている。