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チンギスハーン旅行、社内で事故対応訓練、「中小でも対策」

  • 2017年1月5日

 MIATモンゴル航空(OM)の指定販売代理店であるチンギスハーン旅行はこのほど同社ビル内で、日本旅行業協会(JATA)とともに「JATA重大事故支援システム」を提供する日本アイラックの協力のもと、有事発生時の緊急対応の模擬訓練として「海外事故対応シミュレーション」を実施した。チンギスハーン旅行は同システムに5年ほど前から加入している。

 チンギスハーン旅行によればこの日の訓練には、同社および同社のグループ会社から計30名が参加。日本アイラックが緊急事故発生時に旅行会社が取るべき初動対応や、メディアマネジメントの心構えについて説明したほか、初動対応や家族対応、記者会見のシミュレーションも実施したという。

 チンギスハーン旅行は今回の模擬訓練について「中小旅行会社でも危機管理対策に注力していることを伝えて、業界一丸となって危機管理体制を構築していければ」とアピール。なお、OMによれば同社の販売代理店での事故対応訓練は初めてで、OM日本支社長のソドノムドルジ・プレブスレン氏も「OMはフライト以外についても安全性を重視していることの証」とコメントしている。