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日系2社、16年上期国際線旅客は4.2%増、利用率は微減

  • 2016年11月6日

▽9月単月は3%増、NHの利用率が改善

 9月単月では、2社合計の国際線旅客数は3.0%増の140万4521人となった。ASKは3.5%増、RPKは3.4%増となり、利用率は0.1ポイント減の77.7%と微減した。このうちNHの旅客数は7.4%増の72万477人。ASKは6.9%増、RPKは7.3%増で、利用率は0.3ポイント増の75.2%と前年を上回った。一方、JLの旅客数は1.2%減の68万4044人と減少。ASKは0.1%減、RPKは0.5%減で、利用率は0.3ポイント減の80.6%だった。

 各社の方面別旅客数は、NHは「アジア・オセアニア」が10.2%増の48万3635人、「北米・ホノルル」が4.7%増の17万191人とそれぞれ増加した一方、「欧州」は4.0%減の6万6651人に。利用率は「北米・ホノルル」が5.1ポイント増の80.7%増となったが、「アジア・オセアニア」は1.7ポイント減の69.4%、「欧州」は3.5ポイント減の78.9%だった。

 JLは「米大陸」が13.4%増の10万5167人、「中国」が12.2%増の10万9300人で前年を上回り、ともに2桁増となった。最も減少したのは「ハワイ・グアム」で13.2%減の9万4483人。最も利用率が高かったのは「ハワイ・グアム」で0.6ポイント減の86.2%。利用率が前年を上回ったのは3方面で、「中国」が2.5ポイント増の70.0%、「米大陸」が2.0ポイント増の83.4%、「韓国」が1.4ポイント増の75.7%だった。