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ツーリズムEXPO、今年も新アワード募集、5月31日まで

  • 2016年4月3日

 ツーリズムEXPOジャパンは4月1日から、第2回の「ジャパン・ツーリズム・アワード」の募集を開始した。9月22日から25日まで開催する「ツーリズムEXPOジャパン2016」の顕彰事業としておこなうもので、国内外の企業や団体などの持続可能で優れた取り組みを表彰することにより、業界の発展と拡大に寄与することをめざす。

 募集は「海外領域」「国内・訪日領域」の2つのカテゴリーと「UNWTO(国連世界観光機関)部門賞」でおこない、「海外領域」では「ツーリズムビジネス部門」と「プロモーション部門」を設ける。「国内・訪日領域」では「ツーリズムビジネス部門」「プロモーション部門」「地域マネジメント部門」の3部門を設定。「UNWTO部門賞」は、国内の世界観光倫理憲章署名会社・団体、および同憲章署名団体の会員会社を対象とする。

 「ツーリズムビジネス部門」では、1年以上継続している事業性のある取り組みのなかから、国内外への交流人口の拡大や、ツーリズム業界の価値向上に貢献したものを表彰する。「プロモーション部門」は、国内外への旅行需要の喚起や促進、地域の価値向上に貢献した広告媒体やプロモーションなどの取り組みが対象。国内・訪日のみの「地域マネジメント部門」では、地域の観光関連団体が一体となって実施した地域作りや、観光資源を活かした地域活性化の取り組みを表彰する。

 各部門賞は海外と国内・訪日でそれぞれ1点から5点程度、「領域優秀賞」はそれぞれ1点または2点、「UNWTO部門賞」は1点選出する。また、全部門賞のなかから1点を大賞として選ぶ予定だ。審査は観光をはじめとするさまざまな業界の有識者で構成する委員会がおこなう。審査委員長は観光庁参与の本保芳明氏が務める。

 応募の締切日は5月31日で「ツーリズムEXPOジャパン2016」の公式ウェブサイト上でおこなう。表彰式は9月22日に都内でおこない、そのうち大賞については翌23日に「ツーリズムEXPOジャパン2016」の会場でも表彰する。