ディスカバー・ザ・ワールド代表が交代、前エティハド本部長の根来氏

  • 2016年3月8日

(左から)根来勇人氏、斉藤永昭氏 ディスカバー・ザ・ワールド日本法人の代表取締役に、3月1日付で根来勇人氏が就任した。前代表の斉藤永昭氏は会長に就いた。根来氏はブリティッシュ・エアウェイズ(BA)日本・韓国地区営業本部長やエティハド航空(EY)日本地区旅客営業統括本部長などを歴任し、現在は不動産賃貸やツアーオペレーターなどの事業を展開するMHBコーポレーション(MHB)で取締役副社長を務めている。

 ディスカバー・ザ・ワールドは世界60ヶ国に営業拠点を展開。日本では現在、香港航空(HX)と海南航空(HU)、コパ航空(CM)、ゴル航空(G3)、そしてラスベガスでカジノホテルを運営するシーザース・エンターテイメントなどの総代理店(GSA)を担っているほか、BtoBのホテル流通事業も手がけている。

 根来氏は今後、MHBとディスカバー・ザ・ワールドの職を兼任。ディスカバー・ザ・ワールドについては、そのブランドを強く打ち出していく方針で、特に航空会社GSA事業の収益を伸ばしていきたいという。

 なお、根来氏によれば、MHBではツアーオペレーター事業を、MHBと同じく日本海外ツアーオペレーター協会(OTOA)に加盟するオーバーシーズネットワークとゲートオブアフリカの2社と経営統合する計画も進めているところ。4月1日付の予定で、オーバーシーズネットワークを存続会社とするという。