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三菱地所、沖縄・下地島空港に旅客ターミナル新築を提案

  • 2016年1月5日

新旅客ターミナル施設のイメージ  三菱地所はこのほど沖縄県宮古市の下地島空港について、旅客ターミナル施設の整備および運営の実施を沖縄県に提案した。同社は2015年3月に、沖縄県が展開する「下地島空港および周辺用地利活用事業」の候補事業者として選定されたところ。同空港は1979年に供用を開始し、80年からは南西航空(現在の日本トランスオーシャン航空)が定期便を運航。しかし、利用客の少なさから94年7月には運休しており、その後は定期便の運航はおこなわれていない。

 新たな旅客ターミナル施設のコンセプトは「空港から、リゾート、はじまる。」で、敷地面積は約2万7000平方メートルを予定。沖縄県などと新路線の誘致をおこない、国際線と国内線LCC、プライベートジェットなどの就航をめざす。17年1月から新築工事と開業準備をおこない、18年5月に運営を開始するという。