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JTB商事、訪日強化で多言語ECサイト開設、初の免税店オープンも

  • 2015年10月1日

「WOAH!JAPAN」のロゴ  JTB商事は10月1日、海外居住者向けの多言語ECサイト「WOAH!JAPAN」を開設した。増加する訪日外国人観光客への販売強化を目的としたもので、商品は国際スピード郵便(EMS)などで購入者の自宅に配送する。対応言語は日本語、英語、中国語(繁体字、簡体字)の3言語で、日本の土産物や工芸品、日用雑貨品などを提供する。

 また、同社は9月27日に、運営する旅行用品専門店「J's旅道具 池袋店」をJTBグループ初の免税店に変更。これまではスーツケースや小物、土産物などを取り扱っていたが、新たに海外向けの家電商品や工芸品を集めたコーナーを開設したほか、中国語と英語での対応も開始した。

 今後はECサイトで購入予約をした商品を、JTBの免税店舗で受け取り、支払いもできる仕組みも提供する予定。ウェブサイトの認知度向上に向け、JTBの在外支店を利用する訪日旅行者などへの告知や、OTAのウェブサイトとのリンクなどもおこなうという。