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JTB、訪日客向け「サンライズツアー」7月は23.8%増-富士山が人気

  • 2014年8月17日

 ジェイティービー(JTB)グループによると、JTBグローバルマーケティング&トラベルが販売する訪日観光客向け国内ツアー商品「サンライズツアー」の今年7月の販売実績は、人員ベースで前年比23.8%増となった。8月13日時点における8月、9月、10月の先行販売状況はそれぞれ23.8%増、59.8%増、81.3%増。人員数については公表していない。

 そのほか、アジアからの観光客を主なターゲットとして、昨年3月に販売を開始した体験型商品「エクスペリエンスジャパン」は7月単月で348.4%増となった。先行販売状況はそれぞれ197.4%増、1642.4%増、600.0%増。販売開始時の商品数は200から300程度だったが、現在は700以上に増えているため非常に大きな伸び率を示している。

 JTBによればサンライズツアー、エクスペリエンスジャパンともに富士山を訪れるツアーが好調で、サンライズツアーでは定番の「富士箱根ツアー」が7月単月で32.1%増。季節限定の「富士登山ツアー」も53.0%増となった。エクスペリエンスジャパンでは、「富士・御殿場プレミアム・アウトレット&山中湖温泉1日」が300.0%増となったほか、昨年8月に発売した「富士山世界遺産登録ゴールデン周遊」も好調だという。

 なお、JTBグローバルマーケティング&トラベルにおいてこれら2つの募集型ツアーが占める割合は1割弱とのこと。残りはMICEや海外の旅行会社向けの手配旅行などが占める。