エミレーツ、ラマダン期間中の特別機内食提供、7月27日まで

  • 2014年7月3日

 エミレーツ航空(EK)は、6月28日から7月27日までのラマダン期間中、イフタール(断食明け)用の特別機内食を提供する。毎日の断食終了時刻の直前にドバイを出発する便の搭乗客には、イスラム教徒がラマダン期間中、日没後に摂る食事として小さな箱入りの軽食を提供。機内で断食期間を終える搭乗客には、全クラスで大きな箱入りの食事を提供する。

 同社ではドバイ天文グループと共同開発した、飛行中でも断食開始・終了時刻を正確に算定できる独自ツールを全便に搭載。機内で日没を迎える便の搭乗客に、機長からイフタールの時間を案内している。

 そのほか、ウムラ(メッカへの小巡礼)を実施するイスラム教徒の搭乗客に配慮し、日中に離陸する全てのメディナ便とジェッダ便ではイスラム教徒以外の搭乗客に対し、通常のホットミールではなくコールドミールを提供するという。