昭文社、「みんなの山登り」、山ガールなど取り込みめざす

  • 2014年5月8日

 昭文社は先ごろ、登山を始めて間もない層に向けたムック本「みんなの山登り」の販売を開始した。中高年が中心とされてきた登山市場に、「山ガール」の認知が向上するなど20代後半から40代前半の愛好家が新たに増加していることから、こうした層のレベルに合わせたフィールドガイドや山登りのハウツーなどを紹介する。

 ムック本では、登山力向上のための3つのステップ「STEP UP 登山計画のススメ」や、石川・白山へのテント泊の記事「STEP UP TO NEXT STAGE」などを掲載。

 また、読者限定特典として、ノート風のデザインでプランや山行記録を書き込めるようにした「YAMATABI NOTE」も付ける。「YAMATABI NOTE」には、50周年を迎えた同社の登山地図「山と高原地図」のフィールド情報も掲載した。さらに付録地図と共に使用可能な、山での現在地がわかる無料アプリ「マップルリンク」も提供する。

 販売価格は991円で、合計128ページ。