itt TOKYO2024

現地レポート:南バハ・カリフォルニア、ラパスでアシカと遊ぶ

  • 2013年12月3日

潜在力高い南バハ・カリフォルニア
多様なアクティビティでセグメント拡大へ

シュノーケルでジンベエザメと泳ぐ
ちびマンタの観察も

ボートの上からでもこの近さでジンベエザメが見られる コルテス海でのもうひとつの目玉はジンベエザメと泳ぐアクティビティ「ジンベイシュノーケル」だ。ジンベエザメは基本的に単独で行動するが、冬場には食事をするためにコルテス海に集まってきて海面近くを泳ぎ回っており、水上からも見ることができる。スタッフがジンベエザメを探し、近寄っていくとボートの上からでも悠々と泳ぐあの水玉模様をしっかりと確認できるのだ。

ジンベイザメはこの近さまで近づける。触ることはできないので注意 それだけでもかなり興奮するが、さらに海中で一緒に泳ごう、というのがこのジンベイシュノーケル。ボートでサメの泳ぐ方向に回り込み、タイミングを見計らって水中へ。ジンベエザメの泳ぐスピードには追いつかないので、ある程度一緒に泳いだらボートに戻り、またサメの前に回り込む、を繰り返す。泳ぎに自信がなくともタイミングが合えばサメのほうからこちらに大口を開けて向かってくる様子が見られ、とにかく大迫力。スタッフに手を引いてもらえばサメの泳ぐ方向へ誘ってくれるので効率よく見られる。

夜にちびマンタが舞い踊る姿はとても美しい このほか、ファン・バハでは、独自にポイントを開発することにも余念がない。4年前から開始した「ナイト・モブラ(ちびマンタ)」もそのひとつで、たくさんのモブラがひらひらと蝶のように海中を泳ぎ回る様子が見られる。事前にエサとなるプランクトンをまいておくなど試行錯誤した結果、今ではほぼ確実に見られるようになったという。

 アシカ、ジンベエザメ、モブラと目玉となる3つのアクティビティはすべてダイバーでなくともまったく問題なく楽しめるのが特徴。ダイバーとノンダイバーのグループでも同じように楽しめるのがうれしい。