7月の客室利用率は5%増の78.7% 全日本シティホテル連盟

 全日本シティホテル連盟(藤野公孝会長)が調査した会員施設(208軒、3万室)の7月の全国平均客室利用率は、対前年同月比5.0%増の78.7%だった。

 地域別では関東の87.9%がトップ。近畿77.5%、九州73.9%と続く。前年同月と比較すると、九州の39.6%増が突出しているが、昨年は7月に九州北部豪雨の影響があったため、その反動とみられる。そのほかでは近畿5.1%増、中国4.9%増が目立つ。

 一方で四国は9・9%減と大きく減らし、54・4%と最も利用率が低かった。北陸は2.3%減、東北は1.7%減の微減。

 調査結果では東京都、大阪府について個別に発表。東京都は同5・2%増の89.6%、大阪府は同3.6%増の79.3%で、都市観光の好調ぶりがうかがえる結果になった。


情報提供:トラベルニュース社