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イタリア、13年も紹介イベント目白押し、大使館など連携で

  • 2012年12月18日

 イタリア政府観光局(ENIT)によると、2013年3月から12月までイタリアを紹介する事業「日本におけるイタリア2013年」が展開される。これはイタリア大使館がコーディネートして2年毎に実施しているもので、2013年も展覧会やオペラ公演などが多数計画されているという。

 例えばラファエロ展やレオナルド・ダ・ヴィンチなどルネッサンスの巨匠たちの作品を集める展覧会、ミラノのスカラ座やヴェネツィアのフェニーチェ歌劇場、トリノのレージョ劇場の公演などを予定しており、オペラについては、2013年がジュセッペ・ヴェルディの生誕200周年であることから、ヴェルディの作品を鑑賞できる機会となるという。

 このほか芸術、文化、科学技術、ライフスタイル、観光に関するイベントも計画中で、2013年1月末にイタリア大使館が正式発表する予定。旅行業界向けにも、ENITがワークショップを4月と9月に開催する予定であるほか、アリタリア-イタリア航空(AZ)と共同で、FAMツアーの参加旅行会社による新ツアー発表会、JATA旅博への出展などを計画している。

 なお、ENITでは10月18日にイタリア大使館内に事務所を移転しており、今後は大使館のほかイタリア貿易振興会、文化会館など日本にあるイタリア関連の機関との連携を更に深めて活動していく方針だ。