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スカンジナビア航空が日本就航60周年、NHと関係強化に意欲

  • 2011年10月31日

 スカンジナビア航空(SK)CFOのヨーラン・ヤンソン氏は10月27日、日本就航60周年を記念して開催したレセプションで挨拶に立ち、「SKは(60年間)景気の上昇も下降も経験したが、SKは日本を離れることはなかった」とし、「更なる将来の成功を確信している」と強調した。

 SKは9月に、2015年を最終年度とする中期経営計画「4エクセレンス」を開始しており、「Commercial Excellence」「Sales Excellence」「Operational Excellence」「People Excellence」の推進を目標に掲げているところ。

 ヤンソン氏は、「旅行の目的に関わらず、北欧に旅行されるすべてのお客様に価格と時間において最も価値のあるサービスを提供し続けていくことを最大の目的とし、意欲的に取り組んでいる」とアピール。その上で、「我々のモットーは、SKをご利用いただけるお客様が手続きなどに費やす時間を最小化し、我々とともに過ごされる時間の価値を最大化すること」と語った。

 このほか、スターアライアンスパートナーである全日空(NH)との関係にも言及。「今後も関係を親密なものにしていきたい」とした上で、「日本/北欧線における開発と投資を可能にする、更なる規制緩和を歓迎する」と期待を示した。